HTMLタグや属性の読み方(宣言文・CSSプロパティも少し)

HTMLのタグやCSSプロパティ。「えーっと・・・なんて読むんだったかな?」となることがあります。主要なタグなどの読み方を解説!


doctype
【読み方】ドキュメントタイプ または ドクタイプ(Document Type Definitionの略)
【種 類】文章の先頭に記載する宣言文
【説 明】どのバージョンのHTMLで作るのかを宣言しています。<!doctype html>は「HTML5」のバージョンで作るよ。という宣言です。


<meta>
【読み方】メタ
【種 類】HTMLタグ
【説 明】文書にさまざまなメタデータを指定・設定できます。

■メタデータとは

メタデータとは文書やデータに付け加えられる情報のことで、ワードやエクセルの文書を例にあげると、作成者や保存場所・サイズなどの情報です。また、画像データに付いている位置情報もメタデータといえます。HTML文書では、次に説明する「文字のコード」などのメタデータを指定します。


charset
【読み方】キャラセット または チャーセット
【種 類】HTML属性
【説 明】文字コードを指定します。<meta charset = “UTF-8”>と記述して、文字コードを「UTF-8」に指定します。

■文字コードとは

文字をコンピューター同士で通信したり、画面に表示したりできるように、すべての文字には固有の値(番号)が付けられています。この番号のことを文字コードと呼びます。ひとつの文字に対して、この番号の付け方(文字コード方式)には、たくさんの種類があるので、HTML文書を作成する側と閲覧する側が同じ文字コードを使わないと「文字化け」が発生してしまいます。現在は、特に理由がない限り「UTF-8」という種類を使用します。


<h1>~<h6>
【読み方】エイチワン~(Headingの略)
【種 類】HTMLタグ
【説 明】見出しを意味するタグです。見出しの数字が小さくなるにしたがって、文字が小さくなりますがブラウザによってその割合は違います。文字のサイズなどを指定するときは、スタイルシート(CSS)を使います。


<aside>
【読み方】アサイド
【種 類】HTMLタグ
【説 明】その部分が、ページおける余談や補足情報、脚注などであることを示す際に使います。(ページの本文と関連しているけれど、抜き取っても問題のない内容)


<img>
【読み方】イメージ(imageの略)
【種 類】HTMLタグ
【説 明】画像を表示するためのタグ。<img>と書くだけでは画像は表示されないので、次の src 属性を一緒に使います。


src
【読み方】ソース(sourceの略)
【種 類】HTML属性
【説 明】要素(表示させたい画像など)の場所とファイル名を指定する属性です。


alt
【読み方】オルト(alternativeの略)
【種 類】HTML属性
【説 明】画像がうまく読み込めなかったときに、代わりに表示するテキストを設定する属性です。


<p>
【読み方】ピー または パラグラフ(paragraphの略)
【種 類】HTMLタグ
【説 明】このタグで囲まれた文章が段落になります。段落ごとに改行され、段落の間には少しスペースができます。


<br>
【読み方】ブレイク(breakの略)
【種 類】HTMLタグ
【説 明】段落の中で、改行したいときに使います。


<a>
【読み方】エー または アンカー(anchorの略)
【種 類】HTMLタグ
【説 明】リンクを作るタグです。次に説明する href 属性でリンク先を指定します。


href
【読み方】エイチレフ または ハイパーテキストレファランス(hypertext referenceの略)
【種 類】HTML属性
【説 明】リンク先を指定するタグです。


<div>
【読み方】ディブ または ディビジョン(divisionの略)
【種 類】HTMLタグ
【説 明】<div>と</div>で囲んだ部分をブロックレベル要素としてグループ化することができます。コードの記述が見やすくなったり、スタイルシート(CSS)でデザインを付けるときに指定しやすくなったりします。div自体は意味を持たない、汎用的なタグです。

■ブロックレベル要素とは
ブロックレベル要素は、見出し・段落・表・リストなど、文書を構成する基本となる要素です。ブロックレベルの要素には、前後に改行がはいります。


<span>
【読み方】スパン
【種 類】HTMLタグ
【説 明】<span>と</span>で囲んだ部分をインライン要素としてグループ化することができます。スタイルシート(CSS)でデザインを付けるときに指定できます。

■インライン要素とは
インライン要素は、主にブロックレベル要素の内容として用いられる要素です。たとえば、ひとつの文章の中で、色をつけたい文字があった場合にその部分を<span>と</span>で囲みます。この場合、インライン要素としてグループ化されるので前後に改行がはいりません。『文章の一部』としてあつかわれます。


width
【読み方】ウィズ または ウィッズ
◆HTMLでは
【種 類】HTML属性
【説 明】imgタグで指定した画像のを指定します。
◆CSSでは
【種 類】CSSプロパティ
【説 明】ボックスのを指定します。


height
【読み方】ハイト
◆HTMLでは
【種 類】HTML属性
【説 明】imgタグで指定した画像の高さを指定します。
◆CSSでは
【種 類】CSSプロパティ
【説 明】ボックスの高さを指定します。


align
【読み方】アライン
【種 類】CSSプロパティ
【説 明】text-aline はテキストのそろえ方を指定するプロパティです。


<li>
【読み方】リスト(list itemの略)
【種 類】HTMLタグ
【説 明】リストの項目を箇条書きで表記するために使用するタグです。


<ul>
【読み方】ユーエル または アンオーダーリスト
【種 類】HTMLタグ
【説 明】順序のないリストを表示するタグです(行頭文字のついた箇条書きのような表示ができます)


<ol>
【読み方】オーエル または オーダーリスト
【種 類】HTMLタグ
【説 明】順序のあるリストを表示するタグです(段落番号のついた箇条書きのような表示ができます)


学習のはじめのころに出てくるものです。もちろん、まーだまだ、とんでもなくたくさんのタグやプロパティがありますが、とりあえず。また増やしていきますね。